一般社団法人 関東学生アメリカンフットボール連盟

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関東学生アメリカンフットボール連盟

KANTOH COLLEGE FOOTBALL ASSOCIATION

シーズンの展望 BIG8

2016年度リーグ戦
新体制3年目、総合力で勝るTOP8と「ホントは強い」2部リーグに挟まれ、日本一タフなリーグ。勝敗予想は期待を裏切って当たった験しが無く、タイブレークでの勝敗が生き残りに繋がったチームも有る。主力の怪我人、一つの反則で明暗が分かれるサバイバルゲームが始まる。

専修大学:今季より指揮を執る渡辺監督の下、熟練QB#1小林が、#25RB内村へのラン、#24WR岸本への早いタイミングのパスでリズミカルに加点する。守っても、#27DB木崎らの、伝統の素早い集散で容易なダウンの更新は出来そうにない。例年以上の選手数で、やりくりに余裕が出れば、チャレンジマッチに一番近いチームだろう。

帝京大学:とりわけフィジカルで目立つ訳ではないが、スピードとスキルで相手守備を攪乱。主将#4LB手塚や#7DB髙橋、#44DTエスプリンらの堅守は精度を増した。日体荏原コンビの#1QB石井&#2RB水尾のラン、プレーアクションパスに相手LBは動きも鈍る。タイムコントロールで勝ち逃げする上手さも身に付き、勝負強さを増した。

拓殖大学:過去2シーズンタイブレークを制し、勢いそのままチャレンジマッチに出場した主力は卒業。しかし、随所にアスリートを配し、主将#10RB川口や#17WR新井が得点を稼ぐ。守っても、3-4守備で粘っこく運動量の多い#51DL郡司が#5LB宮江らの可動域を
作る。今季が堪えどころ。

東京大学:春は京大との定期戦で快勝、TOP8の2チームにも勝利するなど上げ潮ムード。近年にない戦力の充実が窺がえる。新QB#14荒川のパスとラン、タイプの違うRB#21関野や#33宮山でタフなゲームをコントロール。勝負強さの加わった守備は#41LB宮崎らを中心に被TD2本以内に抑えたい。

駒澤大学:フィジカル&スタミナは安定し、今年は上を狙いたい。QBは経験豊かな#4澁谷がBIG8でも最速のスピードを誇る#24末廣を縦横無尽に走らせる。#1WR長身の髙橋へのパスにも要注意。新しいOLメンバーのコンビネーションが攻撃の肝。守備では#2DB五十嵐の読みで一発ロングを阻止したい。

横浜国立大学:安定感の増した#12QB福岡とラグビー上がりの怒涛のランを見せる#27RB草野の活躍次第。ロングヒッター#7WR土生がDBとのマッチアップに勝てば幅も広がる。守備では、春季後半の東北大、北大でリズムを掴んだ主将#25DE原岡や#5LB石田の確実なタックルで、僅差のゲームをモノにしたい。

東京学芸大学:7年間の雌伏から1部に戻り士気が高まる。機動力のある#4QB池田、#28RB山中や#21RB高木は確実にヤードを稼ぐ。#89TE広田へのショートパスもうるさい武器だ。今春、4-3守備の要#99DT渡邊、#29LB星野らが、TOP8に魅せた堅守が鍵となろう。

国士館大学:3年振りの復帰、尚更、上級生は意地でも負けられない。選手層はTOP8にも引けを取らない厚さで#50木口らのOLで押し勝つ。#10QB古本のクイックな動きと#21荒川のスピードに翻弄されそうだ。守備は若いものの、#2渡辺の読みが冴えれば結果はついて来よう。

BIG8は選手層が厚くない分だけ、期中でノーマークの選手が活躍し、或いは逆に大崩れのリスクが伴う。チャレンジマッチでTOP8に挑むためには、更なる高みに行けるだけの組織一丸となった、周到な準備が必要だ。僅差でも勝てる試合は勝つ、負けても無様な試合をせずに次に繋げる、メンタルのタフさがこのリーグには必要だ。

広報部長 前川 誠