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2023年12月4日【日本学生協会】2024年以降の全日本大学選手権の方式について
日本学生アメリカンフットボール協会から、2024年以降の全日本大学選手権についての発表がありましたので、こちらでもお知らせいたします。
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日本学生アメリカンフットボール協会はこのほど、全日本大学アメリカンフットボール選手権の大会方式を下記の通り変更することを決定しました。出場校は全国8つの学生連盟から代表1校ずつの計8校から、関東と関西を各3校とし計12校が本大会に出場してトーナメントで争います。まず2024年から3年間実施し、27年以降については継続して検討していきます。
2009年より甲子園ボウルは63回続いた東西大学王座決定戦から、全国8連盟が参加する全日本大学選手権となりました。09年から19年の10年間は様々な施策を試み、「質の高いフットボール」を目指し各連盟は発展、振興のため努力を続けてきました。しかし10年間を振り返った際、更なる発展が急務と考え、当協会では本選手権に関する検討を19年から本格的に行い、「全日本大学選手権ワーキンググループ」(座長:廣田慶副理事長)を立ち上げて、「学生アメフトの『安全』を最優先とすること」、「『ファン目線』と『競技者目線』を意識した枠組みとすること」を念頭に22年に東西の枠組みを超えたトーナメントに変更しました。今回は、さらにファンや関係者の皆さまが「観たい」と思うような大会となり、これまで東西対抗の流れを汲んできた決勝・甲子園ボウルで実力1、2位のチームが争うという、スケールアップしたトーナメントになることが期待されます。
当協会では今回の方式変更に限らず、少子化の流れの中で、どのように各地区で競技を発展させていくか、引き続いての課題として取り組んでいきます。
■2024年からの全日本大学選手権の方式
1. 関東、関西両学連は各3校が出場し、東西以外は各学連1校が出場する
2. 3年間は新方式で実施する。4年目以降も継続するか、別方式に変更するかは新方式を実施しながら検討していく
3. 1回戦勝者が2回戦に勝利した場合でも、準々決勝の開催地と日程は変更しない
4. 勝ち上がり地区が翌年度の当該ラウンド開催権を持つ(例:1回戦勝者は翌年の1回戦開催権)。ただし、準々決勝のうち関東、関西と他地区が戦う2試合は関東、関西以外での開催とする。また、決勝・甲子園ボウルは阪神甲子園球場に固定して開催する
5. 2回戦と準々決勝において、下のラウンドから勝ち上がってきたチームが勝利した場合、翌年度は勝利チームの所属する地区が、敗北したチームの所属する地区とトーナメント表の場所を入れ替わる(以下「勝ち上がり、負け下がり」という)。この場合、トーナメント表の左右の入れ替えは行わない。ただし、準々決勝で関東、関西の1位校が東西以外の地区に敗れた場合は、翌年度の関東、関西各3校のシード順を別途検討する
6. 「勝ち上がり、負け下がり」が発生しなかった場合、翌年度は2回戦のシード地区がトーナメント表の場所を入れ替える
7. 天変地異等により、試合が再開できない場合、両チームとの協議で試合終了とすることもあり得る。試合終了の場合、その時点の得点で勝敗を決し、同点の場合は、再試合を開催することとする。なお、日程や競技場を変更しての再試合の開催が困難な場合は、日本学生協会役員も含めて関係者で協議するが、原則としてシード順が上位のチームが勝ち上がることとする。
8. 決勝(甲子園ボウル)と準決勝は1Q15分、その他の試合は1Q12分で行う。ハーフタイムは1Q15分時は20分、1Q12分時は15分とする。準決勝まで、第4Q終了時に同点の場合は、公式規則通りにタイブレークシステムを行い、なお勝敗が決しない場合は、両チーム1名による抽選で勝利チームを決定する。その抽選方法は主管連盟が決定する。決勝(甲子園ボウル)は第4Q終了時に同点の場合、タイブレークは行わずに両校優勝とする。
■2024年のトーナメント表(23年の結果反映)
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日本学生アメリカンフットボール協会はこのほど、全日本大学アメリカンフットボール選手権の大会方式を下記の通り変更することを決定しました。出場校は全国8つの学生連盟から代表1校ずつの計8校から、関東と関西を各3校とし計12校が本大会に出場してトーナメントで争います。まず2024年から3年間実施し、27年以降については継続して検討していきます。
2009年より甲子園ボウルは63回続いた東西大学王座決定戦から、全国8連盟が参加する全日本大学選手権となりました。09年から19年の10年間は様々な施策を試み、「質の高いフットボール」を目指し各連盟は発展、振興のため努力を続けてきました。しかし10年間を振り返った際、更なる発展が急務と考え、当協会では本選手権に関する検討を19年から本格的に行い、「全日本大学選手権ワーキンググループ」(座長:廣田慶副理事長)を立ち上げて、「学生アメフトの『安全』を最優先とすること」、「『ファン目線』と『競技者目線』を意識した枠組みとすること」を念頭に22年に東西の枠組みを超えたトーナメントに変更しました。今回は、さらにファンや関係者の皆さまが「観たい」と思うような大会となり、これまで東西対抗の流れを汲んできた決勝・甲子園ボウルで実力1、2位のチームが争うという、スケールアップしたトーナメントになることが期待されます。
当協会では今回の方式変更に限らず、少子化の流れの中で、どのように各地区で競技を発展させていくか、引き続いての課題として取り組んでいきます。
■2024年からの全日本大学選手権の方式
1. 関東、関西両学連は各3校が出場し、東西以外は各学連1校が出場する
2. 3年間は新方式で実施する。4年目以降も継続するか、別方式に変更するかは新方式を実施しながら検討していく
3. 1回戦勝者が2回戦に勝利した場合でも、準々決勝の開催地と日程は変更しない
4. 勝ち上がり地区が翌年度の当該ラウンド開催権を持つ(例:1回戦勝者は翌年の1回戦開催権)。ただし、準々決勝のうち関東、関西と他地区が戦う2試合は関東、関西以外での開催とする。また、決勝・甲子園ボウルは阪神甲子園球場に固定して開催する
5. 2回戦と準々決勝において、下のラウンドから勝ち上がってきたチームが勝利した場合、翌年度は勝利チームの所属する地区が、敗北したチームの所属する地区とトーナメント表の場所を入れ替わる(以下「勝ち上がり、負け下がり」という)。この場合、トーナメント表の左右の入れ替えは行わない。ただし、準々決勝で関東、関西の1位校が東西以外の地区に敗れた場合は、翌年度の関東、関西各3校のシード順を別途検討する
6. 「勝ち上がり、負け下がり」が発生しなかった場合、翌年度は2回戦のシード地区がトーナメント表の場所を入れ替える
7. 天変地異等により、試合が再開できない場合、両チームとの協議で試合終了とすることもあり得る。試合終了の場合、その時点の得点で勝敗を決し、同点の場合は、再試合を開催することとする。なお、日程や競技場を変更しての再試合の開催が困難な場合は、日本学生協会役員も含めて関係者で協議するが、原則としてシード順が上位のチームが勝ち上がることとする。
8. 決勝(甲子園ボウル)と準決勝は1Q15分、その他の試合は1Q12分で行う。ハーフタイムは1Q15分時は20分、1Q12分時は15分とする。準決勝まで、第4Q終了時に同点の場合は、公式規則通りにタイブレークシステムを行い、なお勝敗が決しない場合は、両チーム1名による抽選で勝利チームを決定する。その抽選方法は主管連盟が決定する。決勝(甲子園ボウル)は第4Q終了時に同点の場合、タイブレークは行わずに両校優勝とする。
■2024年のトーナメント表(23年の結果反映)