一般社団法人 関東学生アメリカンフットボール連盟

一般社団法人

関東学生アメリカンフットボール連盟

KANTOH COLLEGE FOOTBALL ASSOCIATION

2016年度 BIG8戦評

2016年度リーグ戦
  • 第7節  2016年12月4日(日)専修大学○17-7●帝京大学

    後半に地力を出して勝利した専大

    ともに元関東1部リーグ強豪校の対決となったBIG8最終戦。スピードの専大に対して、パッシングを主軸とする帝京大だ。前半にRB20税所の26ヤードランTDで先制した帝京大に対して、専大は落ち着いてFGを返して7-3となった。
    後半3Q終了間際に専大がスピードに乗って最後はQB1小林が20ヤードを走ってTDを獲得10-7と逆転。続けてゴール前でRB25内村がダイブTDを決めて17-7とゲームの流れを握り、そのまま押し切って勝利を遂げた。
    「あれこれとミスが出てしまった試合でした。プレイスピードも遅いです。つねに攻め切ることができる、そういうチームになっていかなければ」専大の3年生DL50蛭田は、厳しい顔つきでゲームを振り返った。
    「ハーフタイムに締め直してようやくいいプレイができました。次はより集中力を高めて
    ミスを繰り返すことのないように闘いたい」(専大・渡辺監督)
    「これからの攻撃は持ち味であるパッシングにかけていきたく思う」(帝京大・清水HC)
    BIG8の最終順位でチャレンジマッチには東大と横浜国大が進み、それぞれ日体大と明大との対戦。関東2部との入れ替え戦には専大、拓大、帝京大、学芸大が出場する。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第7節  2016年12月4日(日)拓殖大学●3-52○東京大学

    BIG8で全勝優勝を飾った東大

    すでにTOP8で8位となった日体大とのチャレンジマッチに対戦が決定している東大は、BIG8リーグ全勝優勝をとの気概を持って試合に向かう。前半のランアタックでTD4本をあげて28-0と大量リード。後半にも主にランニングオフェンスで4本のTDを積み上げ、さらにひとつのFGを決め、52-3と大差をつけての圧勝となった。
    東大は2年生QB15古賀からスピードあるRB36上杉へとボールを渡しての攻撃を軸にして徹底したランゲーム。
    「自分としてはドームのマシンジムに通って汗してパワーアップできていると思います。今後もタックルされても倒れないRBの走りをめざしています」そのオープンランで2本のTDを決めた2年生RB上杉だった。高校時代はボート部のクルーだった彼は、アメフトはおもしろそうだと入部、いまでは明るく懸命にトレーニングに励んでいる。
    「故障している選手は休ませそれ以外の選手で試合をメイクしていった。チャレンジマッチでの勝利を目標に1年間やってきました。中身の濃い試合をします」(東大・竹之下監督)
    「大差はつきましたが課題は明確になりました。やはりやりたいことをODともにフィールドで表現できていない。そこあたりの改善からです」(拓大・前川HC)
    これで東大は全勝優勝となり12月17日(土)のチャレンジマッチで日体大と対戦する。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第7節  2016年12月3日(土)駒澤大学●27-28○横浜国立大学

    タフな試合を制した横浜国大

    この試合の勝者がTOP8の7位明大とのチャレンジマッチへと進むことができる。
    それだけにフィールドはいつになく白熱していた。
    やはりエースRB27草野の存在が大きい横浜国大は味方のブロッカーを見て瞬時にカット、そこからオープンへ切れ上がる脚力は素晴らしく、オプションランで4本のTDをあげた。しかし強者の駒大も負けてはならんと、エースRB24末廣がきれいなスピンを見せてタックルをはずすなどして地道にゲインを重ねて3TD。そしてQB4澁谷がバランス良いランパスで進む。そのようにがっぷりよつに組んだ駒大と横浜国大。それをチームカラーの横国オレンジ色と駒大紫色に染まるスタンドが、選手たちをがっちりと後押しをした。
    終盤になってもRB草野の勢いは止まらず左オープンへ守備を引きずりながらのラン攻撃で前進。左ひじが上がりボールに伸びと重みがみられるようになってきた駒大のエースQB澁谷は左右のダイレクトインパスでリズムを作り、RB末廣を走らせ、さらにQBキープランで激しく攻め上がる。最後はRB末廣が走り込んでTDを返しついに1本差に!
    しかしゴール前でまたしてもRB草野のパワープレイでTD、突き放しにかかる横国だった。だが、その返しでまたもQB澁谷からパスが決まって最後はRB末廣の1ヤードダイブTD。
    また駒大のディフェンスでは主将SF3青島が積極的にブリッツをかけて、それが鋭くあたる。
    いよいよ試合はヒートアップ!
    「相手QBを止めきれないまま、いえ、みんなに助けられました。その全員の勝利なのです」と横国大の守備で激しいラッシュを浴びせ続けたDL25原岡主将は涙をにじませた。
    最後、追いかける駒大はRB末廣へのフェイクからQB澁谷が8ヤードTDラン、しかしTFPキックがブロックされて試合終了となった。
    「TD2本差でリードしていた時間が長かったので落ち着いて戦況をみていました。駒大はチーム力と個人技で上でした。彼等の分まで頑張りたい」(横浜国大・田島HC)
    「22年ぶりに攻守でツープラトンにして、キッキングゲームで遅れをとったようだ。横国守備の圧力でパスプロが持たず、それでロングパスが投げにくくなった」(駒大・新倉監督)
    横浜国大はホームカミングデイの勝利を飾り、チャレンジマッチへと駒を進めた。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第7節  2016年12月3日(土)東京学芸大学●0-16○国士舘大学

    国士大、完封勝利

    初冬の富士通スタジアム川崎フィールドは快晴となり、絶好のアメフト日和となった。
    固いブロックに守られながら、国士大のRB28川嶌が快活に走る。そのもの持ち前のフィジカルの強さを武器にパワーゲームに持ち込んだ国士大だった。
    ブルーのTシャツとチアスティックでまとまり大きな声援を送る学芸大スタンド、それを受けて、積極的に4thダウンコンバージョンに出るが3度の失敗をみた。攻撃はQB4池田と長身のQB19高橋、パッシングQB11高須との併用で打開を見せるが、なかなか国士大の厚みある守備を崩すことができない。
    落ち着いたエースQB古本はバランスアタックをみせて、WR16椿原への51ヤードTDパス、QBキープランTDで13-0とリード、後半にはK43中村の30ヤードFGを決めて16-0とシャットアウトゲーム。
    「ホールドされがちでしたが、気持ちが張っていましたので、それをはねのけてQBアタックしていきました」詰めも厳しくQBサックを決めたDL11寺田だった。そのディフェンスのタフな守りが勝利を呼び込んだ国士大だった。
    「勝ちきれない試合が多く、ミスをしたほうが負けるシビアなリーグでした。体力はあります、あとはシンキングを重んじて進んでいきます」(国士大・大野監督)
    「国士大のラインは強かった。そういうフィジカルの差を感じた試合になってしまいました。守備は頑張ってくれました、入れ替え戦がんばります」(学芸大・山田監督)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第6節  2016年11月20日(日)帝京大学●0-30◯東京大学

    東大、全勝のまま最終戦へ

    ここまで5戦全勝ですでにTOP8とのチャレンジマッチへの進出を決めている東大は40名ものチアリーダーに応援団、フルブラスが奏でる軽快なリズムと巨大な団旗でチームを鼓舞した。
    それに応えるかのようにエースQB14荒川を中心にオプションラン、キープランなどで、ゲインを重ねる。そこでRB33宮山のパワーランで手堅くTDを獲得。
    「最後までやり切ることが大事なのです。オプションの判断が遅かった印象もあって、残りひと月、悔いのないように練習します」と冷静に分析したQB荒川だった。
    まとまりある守備で健闘する帝京大は、技のあるソロタックルで応戦した。
    後半に試合が動く。攻守に安定した東大が、インターセプトを軸にていねいな攻撃でしかけるが、そこにも帝京のアグレッシブなタックルがヒットする。
    そしてオーソドックスながらQB荒川のダイブTD、インターセプトからRB21関野によるランなどでTDを重ねた。最後はFGを決めて試合を終えた。
    「ディフェンスはよかった。攻撃で反則やFGミスなどをしていれば勝てない。そのあたりをさらに、つきつめていきたい」(東大・竹之下監督)
    「前の試合あたりから守備のタックルはよくなってきた。だが攻撃に焦りがあった。入れ替え戦、頑張ります」(帝京大・清水HC)
    これで東大は6戦全勝、すでにチームはチャレンジマッチの日体大をターゲットに据えて、リーグ最終戦の勝利へと邁進する。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第6節  2016年11月20日(日)専修大学◯27-0●拓殖大学

    応援団の熱きエールが息づく専大

    暖かい秋の日差しがふりそそぐ調布アミノバイタルフィールドは、学生たちの熱気に満ちあふれていた。とくに元気の良い応援スタイルを見せていたのが伝統ある専大応援団。野球の東都リーグならではのリズムとチア、小気味よいブラスの音色で、スタンドをアップテンポに魅了し続けた。
    先制したのはその専大、ロングキッカーK3佐藤が2本のFGを決めて、合間にRB25内村のスイープ左ランTDが決まり前半13点。
    ブラック&オレンジの拓大はどことなく元気がない。メンバーも下級生主体に組みあげ、若い勢いで勝機をうかがった。
    「しっかりとプレイでみせていくことを心がけています。そのベースは徳栄魂です」副将で攻撃のキーマンとしてランとパスキャッチで奮闘していたRB19金子(花咲徳栄高出身)だった。専大2年生QB12田熊はランパスオフェンスで、きびきびとした攻めをみせて、後半にさらに追加点、そこにDB32相原のパントフェイクTDランをも含め、終始ゲームをリードしての勝利となった。
    「守備は相手を圧倒してくれた。攻撃はパスを中心に練習して、スピードある専大のフットボールで入れ替え戦へと挑みます」(専大・渡辺監督)
    「4年生にけがもありメンバーを入れ替えました。前向きな気持ちで最後までいきます」
    (拓大・前川HC)
    専大と拓大はともに関東2部との入れ替え戦への対策を含め、積極的なゲームをみせた。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第6節  2016年11月19日(土)横浜国立大学◯24 (TB8)-24(TB7)●国士館大学

    見事にタイブレイクを制した横浜国大

    さらに冷え込みが厳しいフィールド。選手たちの吐く息が白く、それが照明に透きとおる。 横浜国大は守備が健闘して前半でQBサックを2本。しかもパッシングでWR7土生にTD パスをヒット。すかさず国士大はRB23川嶌が中央の1ヤードTDランを決める。さらに今度は横浜国大RB23信原がロングランTD、そして返す国士大はリバースピッチでTD、まったくの互角の展開に。
    後半すぐに横浜国大のRB信原がサイドライン沿いを走りTD、いよいよシーソーゲーム。 国士大はピッチからのパスでTE1梅木がキャッチしてTD、同点。
    さらに4Qに動きがみえてQB10古本を中心に果敢に攻める国士大。横国大は頼みのQB12福岡が応戦。両校FGを成功させてタイブレイクへと突入した。
    「チームが勝つことが第一でした。いつもの落ち着いた練習がいきました。横浜国大 QB福岡は冷静だった。
    タイブレイク1回戦はともにFG、そして2回表に国士大はQB古本のキープで前進して、 WR3五十蔵へのパスでTD7点。その裏の横浜国大はQB福岡からWR26柘植へパスTD、 そこで2ポイントコンバージョンを選択して、プレイアクションパスからWR11泉がエンドラインぎりぎりでキャッチして勝負あり。
    「オフェンスは大丈夫でした。あの守備が24点も取られるなんて、そのあたり気を引き締めて最終戦にかけていきます」(横浜国大・田島HC)
    「最後はこの1年間の取り組みの差が出てしまった形でしょうか。次、とことん走り勝ち たく思います」(国士大・大野監督)
    これで3敗を喫しチャレンジへの進出がなくなった国士大、やや受け身に回ったが落ち着いた試合運びに一日の長があった横浜国大が、チャレンジマッチ進出に王手をかけた。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第6節  2016年11月19日(土)駒澤大学●13-26◯東京学芸大学

    気迫を前面に東学大が完勝

    前夜からの雨が残る調布アミノバイタルフィールド。
    小雨から、試合が始まるころには天候も持ち直してきたが、やはりこの時期には冷え込みがあるグラウンドだった。駒大は応援団とチアと野球タイプでおなじみの応援ブラスで、スタンドを盛り上げた。
    元気よくランに出て行ったのは東学大のエースRB28山中。QB4池田からのピッチを受けて、それをスピディーに持ち込んでいく。もちろんOLが低くしつこいブロックをみせ、そのサイドをしっかりと抜けて行ってのTD、序盤から試合をリードしていった。
    さらに後半もじっくりとランで攻め上げてショートヤーデージをRB21高木がダイブTDを決めて19-7となる。
    駒大はQB4澁谷からRB24末廣へのオプションピッチで的確にボールを進めるがターンオーバーもあって良きリズムが寸断されてしまう。
    「チャレンジマッチ進出という目標はなくなったが、これまでやってきたことをすべて駒大にぶつけることができました」東学大の副将LB星野は胸を張った。
    4Qには東学大は2年生QB19高橋がRB高木を生かしながらの展開。逆に駒大も粘りをみせてRB末廣がタフに突き進む。QB5松田からオプションピッチでRB末廣、さらにFB43加生へミドルパス、残り1ヤードをダイブTD、ついに13-19に。
    ところが、最後には東学大のWR81森本がTDパスを受けて突き放した。
    「勝因は気迫が上まわっていたこと。今日の気持ちを忘れずに最後までやり切りたく思う」
    (東学大・山田監督)
    「かみ合わなく終わってしまった。次、最終戦にすべてを出します」(駒大・新倉監督)
    まとまりがあり気迫に勝る学芸大が快勝、駒大は健闘むなしく、惜しい試合を落とした。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第5節  2016年11月6日(日)横浜国立大学○31-6●東京学芸大学

    日没からの試合、気温は13℃で北風吹く中、観客席はホーム横浜国大オレンジ、一方のビジター東京学芸は青で埋め尽くされた。国立大学同士の意地の張り合いが、びりびりとフィールドに漂う。先制したのは学芸。主将エースのRB28山中が最初のシリーズで難なく32ヤードのタッチダウン。横国はK13岩崎のFGと前半終盤のRB27草野の、タックラーを引きずっての36ヤードランで、どうにか前半を10:6で折り返す。3Qは双方沈黙するも、4Qからは27草野の独断場。この試合、全60プレーの内32回キャリーで196ヤード3タッチダウン、ゴール前3ヤードでは、ゴール前ディフェンスで分厚くなった学芸の後方にぽっかり空いたゾーンに一旦ボールを受けた草野からTE4野口へのトリッキーなパスプレーで加点。誰もが予想さえしなかった。横国は戦前の僅差予想を覆し、攻守のラインが圧倒、ボールコントロールで学芸の倍以上の時間を消費し、反撃の機会を与えなかった。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報部長 前川誠
  • 第5節  2016年11月6日(日)帝京大学○31-14●拓殖大学

    今季まだ勝ち星に恵まれない拓殖大学は、何としてもこの一戦に賭ける思いが乗り移り、第2QRB10主将川口からWR81伊藤へのスペシャルパスプレーでタッチダウン、前半を折り返す。対する帝京、前半の被パスインターセプト2回の不調から立ち直り、QBを1石井、10竹内、14大山の3枚起用で有効に繋ぎ、4Qで一気に3タッチダウン1FG。DL66鹿子木のパントブロックによるタッチダウンで勝運は一気に帝京へ流れた。拓殖はターンオーバーと反則で波に乗れず、5連敗となり入替戦出場が決定した。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報部長 前川誠
  • 第5節  2016年11月5日(土)駒澤大学○21(TB13)-21(TB7)●国士舘大

    前の東大・専修戦の余韻冷めやらぬ中、共にフィジカルでは引けを取らないチーム同士の対戦。試合開始の駒澤のキックを国士館10筒井が90ヤードのリターンタッチダウン。立て続けにRB28川嶌が俊足を生かして加点。駒澤は、前半終了間際のQB4澁谷のキープランで後半につなぐ。後半は駒澤エースのRB24末廣のランと終了1分前のQB渋谷のスニークで同点に追いつき、2試合続けてのタイブレークに突入。第1ピリオドは先攻駒澤・渋谷と後攻国士館・川嶌のランによるタッチダウンで第2ピリオドへ。先攻の国士館のFG外れ、後攻駒澤がゴール前1ヤードで末廣が飛び込み、追いついた駒澤に凱歌が上がった。勝負どころで確実にダウンを更新し、自らもTDを重ねた駒澤QB4澁谷が、今節のプレーヤーオブザウイークとなった。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報部長 前川誠
  • 第5節  2016年11月5日(土)専修大学●21(TB3)-21(TB6)○東京大学

    2週続きの秋晴れの調布アミノバイタルフィールド。気温も18℃とフットボールには申し分無い。これまで勝ち点の無い専修大学は、前半終了間際、QB1小林からWR1小堀への13ヤードのパスが決まり14点のビハインドを追いつき、勝負は後半へ。先手は東大のエースレシーバーWR81岸本がパスレシーブで合計得点を21点とし、逃げ切るかと思われたが専修は試合終了直前でWR19金子への11ヤードパスで追いつき、試合はそのままタイブレークに。先攻の専修はタッチダウンを奪えず3点のFGで東大の攻撃を迎える。今季躍進の2年生RB28荒井が14ヤードを走り抜き勝負あった。東大は今季らしからぬ2度のファンブル、インターセプト1回計3回のターンオーバーで苦戦したが、東大の守護神RB宮山の平均5ヤードのランと86ヤードのキックオフリターンタッチダウンもあり、チャレンジマッチ初出場を決めた。専修は接戦を落とし、2部リーグとの入れ替え戦出場が確定した。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報部長 前川誠
  • 第4節  2016年10月23日(日)東京大学 ○20-10● 国士舘大学

    東大、全勝街道まっしぐら

    いよいよ3勝同士の全勝対決、しかもBIG8の優勝につながるだろう大一番。
    東大にはこの夏場にかけて急激に成長したバックスユニットの存在があった。
    RB33宮山、RB21関野そしてキープランのQB16松下が三者三様に輝く。
    宮山が激しいマークにさらされると関野が快走をみせる。ボールコントロールには安定の松下がQBオープンランに出ていく、そんなわかりやすい状況でもあるが、そこは鍛え上げられたOLがしっかりとブロック、確実な前進となっていた。
    「本当に勝ってよかった。絶対にTOP8に行くぞ!」ハドルでOL74加藤主将が叫んだ。
    パッシングオフェンスでBIG8屈指と言える国士大はQB10古本がときに左右にフレアを投じ、そこからのランアタックを試みるがWRのブロックを持ちつつ低めに待ち構える東大セカンダリーに封じられてしまった格好。
    「ナイスゲームでした。ディフェンスが粘り強く抑えてくれました」(東大・竹之下監督)
    「これが実力というものでしょう。パスが警戒されていました」(国士大・大野監督)
    残り3節、全勝を保つ東大そこに国士大、駒大、横国大が続いている。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第4節  2016年10月23日(日)専修大学 ●3-20○ 駒澤大学

    盤石のディフェンス駒大

    リーグ中盤戦、すこぶる駒大の守備が良い。
    それはSF3青島主将のリーダーシップのもとDBとLBがまとまりあふれているからだ。
    オープンランやダイブ系に対する的確な指示に加えて、パッシングは積極果敢にカットに出る青島主将。そこで逆に位置するSF2五十嵐のサイドが狙われようとも、試合ごとに成長をみせるSF五十嵐が鋭いタックルを浴びせかける。
    「今日はうまくいきました。次の国士大まで突き詰めていきます」SF青島主将、凜として語る。
    駒大の攻撃は、長身で良きボディバランスのQB4澁谷が落ち着いた攻めからエースRB24末廣にオプションピッチTD、ときにQBキープランでゲインを重ねた。
    才覚ある専大QB1小林はWRがマークされてしまい得意のランとなるが、それもショートヤーデージに終わっていた。
    「ランを出せる図太さがありました。国士大はパス対応がカギになってきそう、熱き闘いでいきます」(駒大・新倉監督)
    「いろいろな工夫を施しながらの今です。新人も活躍してくれました」(専大・渡辺監督)
    スピードの専大その伝統のもと、もうひと暴れがほしい。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第4節  2016年10月22日(土)拓殖大学 ●3-31○ 東京学芸大学

    学芸大、重厚な攻めで怒涛の勝利

    後半戦に余力を残した印象の学芸大は立ち上がりからじっくりと攻める。
    司令塔にはQB11高須とQB19高橋との併用でパスとランに、バランスよくTDを得ていった。
    しかも4Qには、硬式野球部出身でその強肩とスピードランがあるQB高橋のオフタックルからオープンランによって2TDを加えて圧倒した。
    「さらに技術をあげて思い切りよく攻めたいと思います」2年生QB高橋が謙虚に言う。
    個性派集団の拓大は連敗で元気がなく、攻撃はエースキャリアRB10川口主将を除いて、下級生を主体にしたフレッシュな布陣をみせた。
    「パッシングオフェンスに活路を見出そうとしたゲームでした。いつもながらで、試合の入りを良くしていきたい」(学芸大・山田監督)
    「前半の好ましいリズムを大切にしていく。4Qは息切れしてしまった」(拓大・前川HC)
    これから厳しい試合が続きそうな学芸大は、青い応援団の大声援を背に奮闘する。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第4節  2016年10月22日(土)帝京大学 ●7-34○ 横浜国立大学

    勢いの波にライドする勇者横国大

    手堅いランオフェンスこそが往年の流儀とでも言わんばかりに、実直にラン攻撃で突き進む横国大だった。
    とくに孤高のエースRB27草野に持たせた3本のTD、それこそマスティフスの真骨頂。またQB12福岡は入念なボールコントロールから、効果的なパッシングを交えてのランパスアタックを見せた。
    「足は速くはないのですが懸命に走りました。最後まで走り切ります」セカンドエフォートが秀逸なRB草野。
    かつて関東1部リーグに所属した帝京大は、4Qにそのショットガン体型のもとQB10竹内から長髪をなびかせるWR11金城への23ヤードTDパスで一矢報いた。
    「ここ2年、連敗していた帝京大にその借りを返したかった」(横浜国大・田島HC)
    「努力した選手は伸びている!今後5か年計画で強化、復活させる」(帝京大・清水HC)
    尻上がりに好調の波に乗る横国大、先にその力が試される、残り3ゲームだ。

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第3節 2016年10月9日(日)東京大学 ○17-7● 東京学芸

    白熱の天王山へと突き進む東大

    前半は学芸大の低く鋭いタックルが、スピードにあふれて鋭くヒットしていく。
    春から鍛え上げられた、さらに発展途上の東大RBユニットはひとたまりもなかった。
    そして2Qになって、ようやくQB16松下がブロッカーを上手く使った右キープランでTDを得た。
    相手の弱点をリサーチしていた東大オフェンスは後半になると、その指示が徹底しはじめ、スクリーンパスを駆使するなどしてランTD、しかも手堅くタイムコントロールしていく。
    「我々はTOP8にいくためにやっている。それを充分に考えて、個々をあげていこう!」と気の引き締めを促した東大RB33宮山だった。
    学芸大は長身2年生のQB19高橋がWR15伊藤への5ヤード直角インへのTDパスで追い上げるが、そこまでだった。
    「非常に厳しい試合でした。ひとつのプレイで状況がガラリと変わります。いよいよ、次の国士大戦が天王山です」(東大・竹之下監督)
    「完敗でした、力負けです。4Qで足が止まり…もっと、フィジカルをあげなければなりません」(学芸大・山田監督)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第3節 2016年10月9日(日)専修大学 ●0-13○ 横浜国立

    横浜国大が持ちうる盤石のラン

    これは、どうしたことか。前年TOP8で、あのスピードの専大が苦戦を強いられている。なんとここ10Qに渡って得点がゼロであった。
    下級生の頃からスターターの投げて走れるQB1小林がフィールドにすっくと立つのであるが、ラッシュがきつく思うようにパスを投げることができない。
    横浜国大はファーストシリーズにおいてRB27草野の14ヤードランTD、その勢いの波に乗り、K13岩崎のFGが2本決まる。それであとは、用意周到に守りを固めながらの落ち着いた展開で進んでいった。
    「練習通りの結果です。課題としては最後の詰めで1本が取れないこと、そこを組み直していきます」つねに冷静沈着な横浜国大DL25原岡主将だ。
    「ショートヤーデージを確実に取っていくことなのです。RB27草野は、OLを信じてランを積み重ねていってほしく思う」(横浜国大・田島HC)
    「もはや思い切った手を打たなければならない。1Qに1本TDを獲る、その気概でいくしかありません」(専大・渡辺監督)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第3節 2016年10月8日(土)拓殖大学 ●9-76○ 国士舘大

    一昨年のリベンジ果たした国士大

    明朗快活な国士大QB10古本がこの日も絶好調、パッシングで1Qに3本ものTDを決めた。こうなるとリズムは完全に国士大である。前半において、ついにはTD8本になり、勝負の行方は見えた感となった。
    「終始、冷静にプレイ判断ができました。そういう安定した試合運びでした」にこやかなまでにQB古本は語ってくれた。
    これまでBIG8の上位クラスに位置していた拓大は、セイフティの得点とRB10川口のランTDを返すのみに終わった。
    最終スコアは76-9の大差。それだけに国士大は胸に秘めるものがあった。
    「一昨年に入れ替え戦で拓大にコテンパンにやられたこと、その借りを絶対に返すのだとチーム一丸になりました」(国士大・大野監督)
    「これまでもそうですが、選手たちにもう一度なにをすべきか求めたい」(拓大・前川HC)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第3節 2016年10月8日(土)帝京大学 ●0-28○ 駒澤大学

    駒大ついにエンジン全開の兆し

    投げてよし、しかも快速のランまで有する駒大QB4澁谷は、頼みのWR1高橋とTE86勝俣に投げ分けてパッシングTD3本。そこに安定のエースRB24末廣がコンスタントにボールを進めてTDを獲得。
    しかもディフェンスでは、意識の高い駒大SF3青島主将が味方OLとLB陣に積極的に指示を出し、さらに自身でもパスカットを決めて、個人技のある帝京大を完封した。
    「とてもよい流れで試合ができました!」とリーダーシップ旺盛なSF青島主将。
    帝京はQB1石井からWR11金城へのホットラインが機能したがTDには至らず。また、守備のDB7高橋によるタフなタックルがチームを引き締めていた。
    「前年に負けている相手なので苦手意識がありました。それだけに、全員でとにかく集中を高めて試合にあたったのです」(駒大・新倉監督)
    「よろしくないイメージなってきている。今後は学年に関係なく総合力で打開していくことを考えたい」(帝京大・清水HC)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第2節 2016年9月25日(日)帝京大学 ●0-24○ 国士舘大学

    国士大の勢いが止まらない

    前年の関東2部からBIG8に昇格を果たして意気上がる国士大は、その日々のタフな練習でチームを作り上げてきた。
    エースQB10古本からWR16椿原やTE1梅木へ抜群なタイミングで、ロングパスTDが決まっていった。さらに守備では、まとまりあるLB陣がしっかりと帝京大のランに対応していく。「オフェンスを助けるディフェンスになろうとつねに意識しています」要所で好タックルをみせたLB9岩永は言う。
    帝京大はQB1石井からWR11金城へのミドルパスがヒットするが、その後が続かず完封負けとなった。
    「ゲームの流れをうまくつかむことができた。QB古本はWRにしっかりと投げ分けていた」(国士大・大野監督)
    「強いチームだった。3本は取られるという読みどおりの展開。守備が若いのでもう少し慣れが必要だ」(帝京大・清水HC)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第2節 2016年9月25日(日)拓殖大学 ●3-33○ 駒澤大学

    落ち着いた試合運びで駒大が圧倒

    開幕戦の対東大戦に獲得ヤードでは上回っていたにも関わらず敗退を喫した駒大、この試合は開始当初から落ち着いていた。
    長身QB4澁谷は持ち前のロングパスを封印し、エースRB24末廣にていねいにハンドオフ、そこから3本のランTDを得た。また4Qには自らのキープランで8ヤードを走り抜けてTDを記録、ランパスの才能を披露した。
    守備ではボールへの反応が良いLB41小川がQBサックやパスカットをみせた。
    「立ち上がりに点が取れないのがもどかしい。守備では完封したかった」ディフェンスおよびチームを秀逸なまでにまとめあげる駒大SF3青島主将だった
    「ようやく勝利をつかみ取ることができた。目標は完封ディフェンス」(駒大・新倉監督)
    「自分達がやりたいことができていない状態。各自の役割を徹底したい」(拓大・前川HC)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第2節 2016年9月24日(土)専修大学 ●0-7○ 東京学芸大学

    頭脳的な守備で魅せた学芸大

    ともにディフェンスが機能してロースコアの様相で試合は進んでいった。
    学芸大の先発QBは2年生で硬式野球出身のQB19高橋。その強肩と鍛え上げられた足腰で重量感あるパスと快速のランに出ていった。そして、2QにはRB28山中の左カットランで値千金のTDが決まる。
    「守備が専大のランを止めていたのでそれに応えたかった」山中主将は機敏に走り込んだ。
    前年BIG8の強者専大は、試合経験豊富なQB1小林がキープランとWR11小堀などへのロングパスで攻めるが、要のオプションランが分析対応されていたのが響いた。
    「雨天もあり専大はランでくると予想できていた。とにかくそのランを止めたくて2週間、猛練習を施した」(学芸大・山田監督)
    「フロントの8メンラッシュなどランに対するプレッシャーが凄かった」(専大・渡辺監督)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第2節 2016年9月24日(土)東京大学 ○31-7● 横浜国立大学

    強者東大BIG8全勝への道

    今季の東大の強さは、そのボディサイズのアップがベースになっている。
    ラインやバックスなどの各選手が冬2月あたりからの筋力アップに成功していた。
    前半にはローテーションRB35鍵和田とRB21関野によるロングラン2TDと、QB16松下からWR19野金へのロングパスがヒット、そしてQB松下のオプションキープランでTDを重ねて21-0とゲームを支配していった。また後半になるとRB33宮山が57ヤードのランTDを決めて突き放した。
    「ミスのないゲームができたが、後半の立ち上がりにドライブされたのが課題」(東大OL74加藤主将)
    横浜国大は頼みのエースRB27草野が徹底してマークされ、QB12福岡によるオプションランで1TD返したのみに終わる。
    「雨の中での練習は充分に積んでいたので心配はなかった。集中して自分たちのプレイをする、それもできていた」(東大・竹之下監督)
    「BIG8は4年目、ひとつの勝敗で先が決まる厳しさがあります。もっとチームの状況をあげていきたい」(横浜国大・田島HC)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第1節  2016年9月11日(日)専修大学 ●14-30○ 国士舘大学

    綿密な対策を練っていた国士大

    伝統あるスピードの専大は、開始早々からRB19金子のダイブ攻撃を軸に突き進んだ。
    しかも1年生の時から試合出場していた経験豊富なQB1小林のランパスオプションが冴え渡る。もちろんスピード豊富なラインである。そこからエースRB25内村にハンドオフ、OLのゾーンブロックで前進をみせ2本のTDを獲得。
    しかし国士大はもともとのフィジカルの強さと走り込みで強靭な身体をベースに、落ち着きをみせていた。QB10古本は立ち上がりこそ緊張からいくらかちぐはぐさがあったが、すぐに修正、そこからは味方OLのパスプロテクションを信じて、ミドルとロングパスを積極的に投げ込んでいった。さらにはRB16椿原の健脚がみられた。
    最後は、安定するK43中村の2本のフィールドゴール成功で、前年TOP8の専大を突き放し、おおきなアップセットとなった。
    「夏合宿前からBIG8開幕戦の専大を充分に意識して分析してきました。この先も、一戦必勝のもと進んでいきます」(国士大・大野監督)
    「ボールセキュリティーは注意していたのだが甘かった。タックルも甘い。このよろしくない流れを断ち切っていきたい」(専大・渡辺監督)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第1節  2016年9月11日(日)東京大学 ○43-11● 駒澤大学

    圧巻のキックオフリターン2TD

    さすがの東大エースRB33宮山(みやま)だった。
    俊足で、サイドライン際のブロッカーの使い方も秀逸この上なし。あれよあれよという間にエンドゾーンまで走り込んだ。それで前半にキックオフリターンTDを2本記録した。
    攻守に高校フットボール経験者を揃える駒大は、手堅いまでに点を返していきたいところだったが、思いのほかゲインできない。
    強肩でキープランもある駒大エースQB4澁谷による果敢なパッシングアタックやRB24末廣によるダイナミックなランは連続せず、フィールドにはもどかしさがよぎった。
    東大は終始ゲームをリードしつつ、効果的なランオフェンスで勝利を遂げた。
    それもこの春からOBを通じて導入したマシンジムトレーニングで、バックスを始めOLとDLまでもが筋力アップを果たし、それがさらに向上の一途をたどる、その効果が早くも開幕戦で打ち出た格好だった。
    「初戦なので、まずは良い試合をしたいと願った。選手のフィジカルアップは、それぞれに自信になっています」(東大・竹之下監督)
    「波に乗り切れず、また2本のキックオフリターンTDはいただけなかった」(駒大・新倉監督)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第1節  2016年9月10日(土)帝京大学 ○30-28● 東京学芸

    学芸大の追撃もう一歩

    もとからの華麗なパッシングスタイルが帝京大の持ち味であった。
    前年にはディフェンスを強固に固めてのロースコアゲームで勝ち上がってきていた。
    しかし、今季はその守備陣がおおきく入れ替わり、逆に健闘をみせつつあるオフェンスとの流れが見られた。
    立ち上がりに学芸大は、リターナーを兼ねるDB2田中が95ヤードのキックオフリターンTDを決めた。その田中は4Qに相手RBのボールを奪うと84ヤードを走り抜けてTD、2点差まで追い詰めた。
    勝利しても反省しきりの帝京大LB4手塚主将だった。
    「プレイの理解度がまだ足りないようです。守備で対応しきれなかった部分がありました」
    帝京大の攻撃はラン&パスのバランスアタックをていねいにしかけ、QB1石井のランTD2本を含めゲームをリードしていって逃げ切った。
    「オフェンスはよくやったと思う。やはりディフェンスをより仕上げていかなければならない。学芸大には勝利を目指す型があった」(帝京大・清水HC)
    「前半1Qで20点も点数を取られたのが響いた。それに帝京大のQBランを止められなかったのも痛かった」(東京学芸大・山田監督)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
  • 第1節  2016年9月10日(土)拓殖大学 ●7-17○ 横浜国立

    堅実な攻撃でつかんだ勝利

    初秋の9月初旬とはいえフィールド上は気温30度を超え、そこに強烈な陽差しもあって選手は汗まみれになった。この時期には、1Qに1回およそ6分ごとにウォーターブレイクが入れられる。給水の時間だ。
    春には国立大の東北大や北海道大に胸を貸している横浜国大は、それこそオーソドックスな攻撃が持ち味のチーム。
    相手のウィークポイントを見つけて、プレイを変えながらそこを丹念についていき打開を見せる。この日もエースランナーRB27草野を要所で走らせながら、中央からのランプレイでTDをもぎ取った。そしてK13岩崎の47ヤードFG成功などと着実に加点した。「瞑想を重ねて精神面が安定、さらに居残り練習でとことん蹴り続けました。その成果です」
    拓大はもとからの自由奔放さはカゲを潜め、そこに部員の減少もあり、かつての爆発力は、カゲを潜めた印象か。TDはQB6角田からWR81伊藤へのパス1本のみに終わった。
    「拓大には雪辱したくて、皆で意識を高めながらの試合でした」(横浜国大・田島HC)
    「自分達のやりたいことを出し切れなく終わった。プレイの精度が甘い」(拓大・前川HC)

    関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文