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2019年12月17日フィールド・レポート 12月14日(土)15日(日)試合会場:アミノバイタルフィールド
■12月14日(土)
第1試合 ○国士舘大学 7-3 専修大学●
 専修大のキックにより試合開始。初めから激しい攻防戦が繰り広げられる。試合が動いたのは第1Q終盤。国士舘が攻撃権を得るとすぐさまWR#81小崎が一気にフィールドを駆け上がり先制TD。第2Qでは専修大DL#99大倉がロスタックルでチームを盛り上げ、オフェンスではQB#14坪沼のランでフレッシュを獲得するなど活躍で、前半最後にFGを成功させ3点返し、7-3で国士舘のリードで前半が終了した。
 後半、国士舘のキックにより試合が再開。両チームともにナイスパントを蹴り、相手陣地深くに追いやり合う。専修大はスペシャルプレーを試みるが、国士舘のプレッシャーにより国士舘DB#43西尾がパスをインターセプト。専修大もDB#1内村がインターセプトをするが続くプレーで国士舘DL#99高橋がロスタックルを決めるなどして流れを阻止する。残り2分切って専修大攻撃権を得るが惜しくも点数には届かず、7-3のまま試合は終了した。

第2試合 チャレンジマッチ 
●日本体育大学 6-16 桜美林大学○
 桜美林のキックにより試合開始。日体大開始早々スピード感のあるオフェンスを展開する。しかし、桜美林は日体大のパントをブロックし敵陣内からの攻撃権を得る。日体大DL#50松本にロスタックルされるものの、敵陣深くまで攻め込み桜美林はFGを成功させ先制点をあげる。その後、再び桜美林がRB#20荒巻のスクリーンパスでロングゲイン。最後はQB#4 亀山からWR#19福田のパスでTD。日体大も前半終了間際、QB#17 石渡からWR#9山中へのパスでTD。PATは不成功だが6点を返す。6-10で桜美林のリードで前半終了。
 日体大のキックにより試合が再開。桜美林オフェンスは着実に進み、最後はFGで追加点をあげる。桜美林はオンサイドキックに挑むが失敗になってしまい、日体大が有利なポジションから攻撃開始する。日体大RB#40千代がナイスランを見せるが、惜しくも点数につなげることはできない。桜美林のファンブルで再び日体大にチャンスが訪れるが、桜美林LB#49清水がQBサックを決め、ディフェンスが踏ん張り日体大をパントに追い込む。続く桜美林の攻撃では、軽快な動きで前進し再びFGで追加点をあげる。第4Q終盤、日体大オフェンスは粘るがTDをあげることができず、6-16で桜美林のTOP8が決まった。

■12月15日(日)
第1試合 ○駒澤大学 38-16 上智大学●
 序盤、上智大は敵陣まで攻めFGを蹴るもキックはNG。攻撃権は駒澤大になる。しかし、駒澤大のパスを上智大LB#47市橋(1年・千葉日大一)がインターセプト。敵陣からの攻撃を得た上智大はRB#95朝倉のランでTD。その後、駒澤大のパントをブロックするとゴール前まで攻め込みFGで加点。駒澤大も負けじとランとパスを交えてダウン更新、TDを狙ったパスをTE#8三浦がキャッチし得点。さらにファンブルリカバーでオフェンスにバトンタッチした駒澤大はパスを連続で成功させ最後はRB#29割谷のTDランで逆転。14-10と駒澤大のリードで前半終了。
 後半戦、#29割谷のランで前進を重ねる駒澤大はFGで点差を広げる。波に乗る駒澤大は上智大の攻撃を抑え敵陣からの攻撃にすると、#8三浦が二度目のTDパスキャッチ。対する上智大はパスで攻めるも、駒澤大のパスカットに苦戦。好調な駒澤大はQB#1樋口が自らボールを運びTD。点を取りたい上智大はギャンブルで粘るも駒澤大のディフェンスに阻まれる。点差をキープする駒澤大は#1樋口がさらなる素早い走りでTD。上智大はWR#14狩野が敵陣を割るパスキャッチ、最後はTE#88長岡へのパスを成功させTD。続くキックではオンサイドを狙うも失敗。38-16で駒澤大がリードをキープし1部BIG8残留となった。

第2試合 ●東海大学 0-6 明治学院大学○
 前半、明学大はランで確実に進み、ギャンブルを挑戦するも失敗。続く東海大の攻撃で、明学大DB#14大津がインターセプト。その後、互いにパントが続く中、明学大がRB#1根岸のロングランで敵陣に進むと、第2Q開始直後にQB#13安達が飛び込みのTD。明学大が先制点を得る。東海大もランで果敢に進むも、明学大ディフェンスに押えられ、得点のチャンスを掴めない。明学大はDB#29峰岸がインターセプトし、再び得点のチャンスを掴むがここは無得点。東海大は前半終了間際に、FGを狙うが失敗に終わり。明学大のリードで前半を折り返した。
 続く後半戦、東海大はQB#3相馬からWR#11加来へのパスでテンポよくダウンを更新し、得点圏へと陣を進めるが、最後はギャンブルを挑戦するも失敗に終わる。両チーム共に、得点に繋がるプレーがなく、明学大DB#21羽田や東海大LB#7浅野のロスタックルなど両ディフェンスが活躍を見せる。3Q終了直前、明学大は#13安達が自陣深くから64ydのロングランを成功させる。最終第4Q、明学大は東海大DL#99大村のロスタックルによりパントに抑えられる。東海大はRB#5堀のランを中心にゲインを重ね再びギャンブルに果敢に挑戦するも不成功に終わる。明学大が最後に#21羽田がインターセプトし、試合終了。0-6で明学大が1部BIG8入りを果たした。

第3試合 ○青山学院大学 16-14 成蹊大学●
 成蹊大のキックオフにより開始された試合は、青学大攻撃陣が奮闘するも成蹊大ディフェンスがそれを許さずDB#2重藤がロスタックルを決めるなどディフェンスが躍動し、最後はLB#94長谷川がインターセプトリターンTDで先制点を獲得。試合の流れを掴んだ成蹊大はファンブルしたボールをDB#11加藤がすかさず拾ってそのままゴールに持ち込んでTD。2Qの後半で追い込みを見せる青学大は、WR#86梅津のランによるロングゲインを皮切りにRB#22新井・RB#23野坂の立て続けのランでFG圏内まで前進しFGを成功させる。青学大がオンサイドキックを成功させ再び攻撃権を獲得しWR#80川畑へのロングパスが決まりTDを獲得。10-14で成蹊大のリードで前半が終了する。
 後半の序盤はパントによる攻守交代が続く中、この流れを断ち切ったのは青学大。オフェンスのロングゲインで流れを掴み、最後はFGを決めて3点を追加する。負けじと成蹊大攻撃陣はRB#43草野のランにより連続でフレッシュを更新するが、得点にはつながらず3Qが終わる。1点差で迎えた4Q、青学大はDB#7田中のファンブルリカバーから、ランやパスを着々と成功させ、この試合3回目のFGで3点を更に追加し逆転。逆転を許してしまった成蹊大は点を取り返そうとRB#43 草野・RB#26中野のランによって敵陣中盤まで前進し奮闘するが得点にはつながらず、その後も青学大に攻撃を阻まれ試合終了。16-14で青学大が勝利し1部BIG8残留を確定させた。