2017年度 トーキョーボウル
- 2017年度 東西大学対抗戦
第4回 TOKYO BOWL
大会要綱
- 大会名
- 2017年度東西大学対抗戦 第4回 TOKYO BOWL
- 主 催
- 一般社団法人 関東学生アメリカンフットボール連盟
- 協 力
- 関西学生アメリカンフットボール連盟
- 日 時
- 2017年12月10日(日) 13:30キックオフ(開場10:30)
- 場 所
- 富士通スタジアム川崎 川崎市川崎区富士見2-1-9
- 対 戦
- 法政大学(関東大学1部リーグTOP8代表校) vs 京都大学(関西学生リーグDiv.I代表校)
15分クォーター(ハーフタイム15分)
引き分けの場合、両校優勝
- 入場料
- 指定席:当日2,300円(前売1,800円)、自由席:当日1,200円(前売1,000円)
高校生以下自由席無料
※リーグ戦シーズンパスではご入場いただけません。
- 前売販売
- CNプレイガイド、セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマート、関東大学リーグ戦有料会場、関東学生連盟事務局
※前売販売は12/6(水)終了です。
- プレゲーム・ハーフタイム
- フラッグフットボール大会「第2回 TOKYO CLASSIC BOWL」
ハーフタイムショー「チアリーディングショー by チアクリエーション」
- TV放送等
- Football TV!(ライブ配信)
- 問合せ先
- 関東学生アメリカンフットボール連盟
182‐0032 東京都調布市西町376-3 味の素スタジアム内
TEL:042-440-0881 FAX:042-440-0882 E-mail:info@kcfa.jp
開催御礼
第4回Tokyo Bowlは、ファンの皆様はもとより、多くの方々に支えられて無事開催することが出来ました。ここに深く感謝の意を表します。
次回は、2018年12月9日、同じ富士通スタジアム川崎で開催致します。厳しいリーグ戦から息つく間も無く、東西の強豪が全力でぶつかる国内唯一の招待ボウルゲームにご期待下さい。
ご協力戴いた企業並びに団体様(敬称略)
ご協賛:かんべ土地建物、キッコーマン、QB club、近鉄ロジスティクス・システムズ、シニアフットボールリーグ、ニュートーキョー、NENGO、三井製糖、三井不動産、向井建設、山田平安堂
賞品ご提供:岩手県(銀河のしずく)、スワロフスキー・ジャパン、ハンテイングワールド、JA三井リース
その他:宮城県立石巻高等学校(セレモニー参加)、チアクリエーション(ハーフタイムショー)、阪急交通社(チーム宿泊)、HUDDLE MAGAZINE(編集)、光写真印刷(印刷)、Football TV!、フロンターレ(富士通スタジアム川崎指定管理者)、ベーカリーフクナガ(カレッジパン)、ホテルサンルート川崎(宿泊)
第4回Tokyo Bowlは、ファンの皆様はもとより、多くの方々に支えられて無事開催することが出来ました。ここに深く感謝の意を表します。
次回は、2018年12月9日、同じ富士通スタジアム川崎で開催致します。厳しいリーグ戦から息つく間も無く、東西の強豪が全力でぶつかる国内唯一の招待ボウルゲームにご期待下さい。
ご協力戴いた企業並びに団体様(敬称略)
ご協賛:かんべ土地建物、キッコーマン、QB club、近鉄ロジスティクス・システムズ、シニアフットボールリーグ、ニュートーキョー、NENGO、三井製糖、三井不動産、向井建設、山田平安堂
賞品ご提供:岩手県(銀河のしずく)、スワロフスキー・ジャパン、ハンテイングワールド、JA三井リース
その他:宮城県立石巻高等学校(セレモニー参加)、チアクリエーション(ハーフタイムショー)、阪急交通社(チーム宿泊)、HUDDLE MAGAZINE(編集)、光写真印刷(印刷)、Football TV!、フロンターレ(富士通スタジアム川崎指定管理者)、ベーカリーフクナガ(カレッジパン)、ホテルサンルート川崎(宿泊)
第4回 Tokyo Bowl レビュー
2017年12月10日(日) 富士通スタジアム川崎 法政大学○24-23●京都大学
『劇的勝利の法大』
快晴、風強く、バックスタンドの京大はグリーン色に染まり、あでやかな雰囲気に包まれた往年の川崎球場。
フィールドではオレンジカラーも鮮やかに法大ヘルメットとブルージャージが躍動していた。
まさに圧巻といえた結末。
これは4年目を迎えたTOKYO BOWLの真骨頂だった。
最終の第4Qまで、もつれにもつれたこの試合。
法大がオプションランで左を駆け上がると、オーソドックスな左フェイクからQB12勝本が縦方向へ鋭いオプションキープランで進撃、そこで得た残り27ヤードを安定したK6木村が確実にFGを決めて24-23と逆転した。
このまま終わる西の強者京大ではなかった。
敏腕QB19田中がサイドパスを投じてベンチライン際のアップランと、プレイアクションパスからストレートにパスをヒット、さらに右オープンランなどで前進、中央部にボールを戻しての相手陣23ヤード。タイム掲示は残り20秒と少し。
無論ここまで3本のFGを決めていたK23海士による逆転勝利のFGにかけた。
そのキックモーションに入ってから、猛然と突っ込んできた法大LB44寺林が、果敢なまでにFGブロックを決めた。
「狙いどおりでした。左右両サイドが道を開けてくれて、もう彼らに感謝しています。そういうみんなの力で成し遂げたブロックでした」
会場がボールを弾いた鈍い音に共鳴し、そのどよめきに手応えを得た法大LB44寺林は、低く雄たけびを上げた。
「関西ではパーフェクトなキッカーですから海士は。もちろんそれにかけていました。この1点差の敗けは残念でした。とはいえタックルが良く、いろいろと来季へ向けて積み上げができた試合でした」
京大の西村監督は雄弁に語り、ひとつうなずいた。
最後は有終の美として法大ベンチがタイムアウトを取ってエースQB1馬島が登場、スナップされたボールをややジャックルしたが、ニーダウンして試合終了となった。
「勝つことができて、ものすごくうれしいです」
LB57小山主将は、フィールド上で涙でたたずむQB馬島のまわりに選手たちが集まり、声をかけられているのを見つめながら、心の高鳴りを実感していた。
「前半は良くて、後半、法大の勢いに押されてずるずると受けてしまったような印象です」
MIPを獲得した京大QB19田中は冷静に語った。
試合開始直後から法大はQB18野辺のキープランとエースWR11高津佐へのミドルパス、RB24川村などの快活なランで、どんどんと進む。
そして京大は主軸のQB田中によるWR18土田とWR81小松原への2本のTDパスに、巨漢RB29入山らによる怒涛のランをベースにゲインを重ねていった。
「勝てる試合だったと思います。時間の使い方、アジャストだったり、なんともいえません。後輩には、この悔しさを忘れるなと言いたいです」
しっかりと前を見据えた京大DL96植村主将だった。
TOP8リーグの後半戦にはその切れ味良いランで、しばしばTDを奪っていた法大RB21桑原が、ここにきて一気呵成の大活躍をみせた。
「伏線のプレイは右へ撒いていたのです。それで左が空いて、走りました。追いつかれるかなと思いましたが、最後まで行けて。春の悔しさを晴らしたかった思いもあってうれしすぎます、このいただいたMVPもです」
今季は後半に強い法大、その名のごとく3Qにゲームの流れを一気に引き寄せたRB桑原のキックオフリターンTD。持てる力をすべて出し切ってMVP獲得だ。
「京大は強かったです、タックルやブロックともに。今日は、これまで地道に練習してきた成果です、モメンタムをもってきてスペシャルプレイでの勝ちというのは。フットボールに対する理解、それも数字ではないというのが選手たちに伝わった感じがしています。みんな頑張ってくれました」
法大の有澤ヘッドコーチはチームメンバー全員の健闘をほめたたえ、明るい笑顔になった。
関東勢は4度目にして初の勝利を得た。
これは『TOKYO BOWL』の将来へ、より良い道筋がみえた好ゲームであった。
関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
『劇的勝利の法大』
快晴、風強く、バックスタンドの京大はグリーン色に染まり、あでやかな雰囲気に包まれた往年の川崎球場。
フィールドではオレンジカラーも鮮やかに法大ヘルメットとブルージャージが躍動していた。
まさに圧巻といえた結末。
これは4年目を迎えたTOKYO BOWLの真骨頂だった。
最終の第4Qまで、もつれにもつれたこの試合。
法大がオプションランで左を駆け上がると、オーソドックスな左フェイクからQB12勝本が縦方向へ鋭いオプションキープランで進撃、そこで得た残り27ヤードを安定したK6木村が確実にFGを決めて24-23と逆転した。
このまま終わる西の強者京大ではなかった。
敏腕QB19田中がサイドパスを投じてベンチライン際のアップランと、プレイアクションパスからストレートにパスをヒット、さらに右オープンランなどで前進、中央部にボールを戻しての相手陣23ヤード。タイム掲示は残り20秒と少し。
無論ここまで3本のFGを決めていたK23海士による逆転勝利のFGにかけた。
そのキックモーションに入ってから、猛然と突っ込んできた法大LB44寺林が、果敢なまでにFGブロックを決めた。
「狙いどおりでした。左右両サイドが道を開けてくれて、もう彼らに感謝しています。そういうみんなの力で成し遂げたブロックでした」
会場がボールを弾いた鈍い音に共鳴し、そのどよめきに手応えを得た法大LB44寺林は、低く雄たけびを上げた。
「関西ではパーフェクトなキッカーですから海士は。もちろんそれにかけていました。この1点差の敗けは残念でした。とはいえタックルが良く、いろいろと来季へ向けて積み上げができた試合でした」
京大の西村監督は雄弁に語り、ひとつうなずいた。
最後は有終の美として法大ベンチがタイムアウトを取ってエースQB1馬島が登場、スナップされたボールをややジャックルしたが、ニーダウンして試合終了となった。
「勝つことができて、ものすごくうれしいです」
LB57小山主将は、フィールド上で涙でたたずむQB馬島のまわりに選手たちが集まり、声をかけられているのを見つめながら、心の高鳴りを実感していた。
「前半は良くて、後半、法大の勢いに押されてずるずると受けてしまったような印象です」
MIPを獲得した京大QB19田中は冷静に語った。
試合開始直後から法大はQB18野辺のキープランとエースWR11高津佐へのミドルパス、RB24川村などの快活なランで、どんどんと進む。
そして京大は主軸のQB田中によるWR18土田とWR81小松原への2本のTDパスに、巨漢RB29入山らによる怒涛のランをベースにゲインを重ねていった。
「勝てる試合だったと思います。時間の使い方、アジャストだったり、なんともいえません。後輩には、この悔しさを忘れるなと言いたいです」
しっかりと前を見据えた京大DL96植村主将だった。
TOP8リーグの後半戦にはその切れ味良いランで、しばしばTDを奪っていた法大RB21桑原が、ここにきて一気呵成の大活躍をみせた。
「伏線のプレイは右へ撒いていたのです。それで左が空いて、走りました。追いつかれるかなと思いましたが、最後まで行けて。春の悔しさを晴らしたかった思いもあってうれしすぎます、このいただいたMVPもです」
今季は後半に強い法大、その名のごとく3Qにゲームの流れを一気に引き寄せたRB桑原のキックオフリターンTD。持てる力をすべて出し切ってMVP獲得だ。
「京大は強かったです、タックルやブロックともに。今日は、これまで地道に練習してきた成果です、モメンタムをもってきてスペシャルプレイでの勝ちというのは。フットボールに対する理解、それも数字ではないというのが選手たちに伝わった感じがしています。みんな頑張ってくれました」
法大の有澤ヘッドコーチはチームメンバー全員の健闘をほめたたえ、明るい笑顔になった。
関東勢は4度目にして初の勝利を得た。
これは『TOKYO BOWL』の将来へ、より良い道筋がみえた好ゲームであった。
関東学生アメリカンフットボール連盟広報委員長 岩瀬孝文
東西大学対抗戦 「TOKYO BOWL」(トーキョーボウル・東京ボウル) について
春季は東西の強豪校が、定期戦や強化目的の交流戦で戦うことはあっても、最も戦力が充実する秋以降は、西日本・東日本代表校決定戦を勝ち上がって、甲子園ボウルで対戦するのみ。関東地区で、関西学生リーグの『そのシーズンの』有力校を迎えての関東代表との対戦は、多くのフットボールファンの夢でした。
名称の「TOKYO BOWL」(商標登録済)は、2020東京オリンピック開催に因み、東京が益々国際都市へと飛躍するイメージ「夢、希望、発展」をアメリカンフットボールと重ねたく命名しました。尚、このゲームは、ポストシーズンとしては、国内唯一の招待ボウルゲームとなります。
ブラック&ゴールドのロゴ・マークはデザイナーの内藤久幹によるもので、アメリカンフットボールを通じ、TOKYO BOWLlが繋いでいく姿をダイナミックでボリュームのあるマークで表現。繊細な動きも持ち合わせています。
名称の「TOKYO BOWL」(商標登録済)は、2020東京オリンピック開催に因み、東京が益々国際都市へと飛躍するイメージ「夢、希望、発展」をアメリカンフットボールと重ねたく命名しました。尚、このゲームは、ポストシーズンとしては、国内唯一の招待ボウルゲームとなります。
ブラック&ゴールドのロゴ・マークはデザイナーの内藤久幹によるもので、アメリカンフットボールを通じ、TOKYO BOWLlが繋いでいく姿をダイナミックでボリュームのあるマークで表現。繊細な動きも持ち合わせています。
※内藤久幹(ないとうひさもと):モン・インターナショナル代表
ブランディング、コミュニケーションデザインを手掛けるなか、オンワード樫山「五大陸」「組曲」、福助「満足」、松竹映画「たそがれ清兵衛」など数々のヒットメーカーとして活躍。日・中・韓・台湾合同のアジアデザインセンター設立後、中国美術館、上海美術館での展覧会をはじめ 最近では上海万博日本産業館コミュニケーションデザイナーを務める。その間 NY.ADC賞、クリオ賞、ロンドン広告賞、カンヌ広告賞など多数受賞。「デザインは、環境の一部」と独自のホスピタリティデザインを提唱し、病院をはじめ様々な暮らしの場に総合的なプロデュースが話題となっている。
ブランディング、コミュニケーションデザインを手掛けるなか、オンワード樫山「五大陸」「組曲」、福助「満足」、松竹映画「たそがれ清兵衛」など数々のヒットメーカーとして活躍。日・中・韓・台湾合同のアジアデザインセンター設立後、中国美術館、上海美術館での展覧会をはじめ 最近では上海万博日本産業館コミュニケーションデザイナーを務める。その間 NY.ADC賞、クリオ賞、ロンドン広告賞、カンヌ広告賞など多数受賞。「デザインは、環境の一部」と独自のホスピタリティデザインを提唱し、病院をはじめ様々な暮らしの場に総合的なプロデュースが話題となっている。